子どもの頭が良くなるお片づけ/理想のリビングの作り方

小島弘章著/2019/4/30発行

●なぜ読んだか

今でこそ断捨離してモノをだいぶ減らしたのと、置き場所を決めて使った後はそこに戻すようにしているので、以前よりは片づけができています。しかし、普段使わないモノが入っている押し入れや戸棚の中には片づけ手つかずの部分もあり、「何が入っているんだ?」状態で片づけはこの年になっても現在進行形の課題です。

子どもたちに片づけをちゃんと教えることができたのか思い返してみると、「散らかってるなぁ、片づけなさい!」と、感情的に半分怒りながら片づけさせていた記憶しか思い出せません。

タイトルをみて、「子どもの頭を良くする片づけなんてあるんだ!どんなやり方なんだろう?しかもリビングが片づきそうだし、子どものことは別としても自分の片づけに役立つかも?」と期待して読んでみました。

●目次紹介

第1章 理想のリビング学習とは?
第2章 子どもの頭が良くなるリビングへ変える
    改造Before←→After
第3章 リビング学習を実践するお宅の部屋を拝見!
第4章 プロが選ぶ鉄板!
    お片づけグッズ&お片づけサービス
第5章 いま巷で話題の「収育」って何?
第6章 収育を行なっているお宅におじゃましました!

●どんなところがオススメか

子どもの頭を刺激する片づけ方法がつらつらと紹介されているのかと思ったのですが、そのような内容ではありませんでした。小さな子どもの学習環境は「子供部屋」より「リビング」がいいと考える著者が、最適なリビング学習環境を作る手段を紹介している内容でした。

「リビングでこんな感じの机や棚やボックスを活用するのがいいですよ。」「片づけグッズやサービスはこんなものがありますよ。」ということが、きれいな写真で紹介されています。

正直、「この片づけ方法が子どものこんな能力を伸ばします。」とわかりやすく書いてある点がおススメです、と書ければ良かったのですが、残念ながら違いました。リビングに子どもの学習環境を作る方法がいろいろ紹介されている点がおススメです。子どもの頭のことは別としても(笑)、片づけノウハウの知識を得られることはおススメポイントだと思います。

●どんな人に読んでほしいか

「片付けの能力を伸ばしてあげることが、子どもの生きる力を伸ばす。」という概念をベースに書かれていますが、具体的ではないので「そりゃ、もちろんそうだよな。」と感じて終わってしまう部分が多いです。環境整備に関しては多くの写真が掲載されていてとても具体的で参考になります。

書かれている著者の概念を自分なりに受け入れて具体的な案に展開し、紹介されている片付けの具体的なアイデアを結びつけて実践できる方であれば、子どもの能力を伸ばすことに役立てられる1冊になると思います。

●ちょっと内容を知ってみたい方は

内容紹介会開催とかは考えておりませんので、すみませんがご自分で読んでみてください。